
新しい賃貸物件への引っ越しは楽しみなものですが、住み始めてから体調不良に悩まされる「シックハウス症候群」のリスクは無視できません。
とくに、高気密な現代の賃貸住宅では、室内の空気が原因で健康を損なうケースも少なくないため、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
健康で快適な新生活をスタートさせるために、本記事では、シックハウス症候群の基礎知識と賃貸物件でできる対策、そしてお部屋選びのポイントについて解説いたします。
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シックハウス症候群とは
シックハウス症候群は、建材や家具、日用品などから室内に放散される化学物質によって、目や喉の痛み、頭痛などのさまざまな健康被害が生じる状態のことです。
主な原因物質には、合板や接着剤などに含まれるホルムアルデヒドや、塗料などに含まれるトルエン、キシレンといった揮発性有機化合物(VOC)があります。
これらの化学物質は、住宅の高気密化が進んだ結果、換気が不十分な室内にとどまりやすくなり、濃度が上昇してしまう傾向があります。
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シックハウス症候群の症状を和らげる対策
賃貸物件でシックハウス症候群の症状を和らげるには、こまめな換気をおこない、室内の汚染された空気を外に出すことがもっとも重要となります。
換気をおこなう際は、窓を対角線上に2か所開けて空気の通り道を作ると、効率的に室内の空気を入れ替えることができます。
さらに、太陽光には、湿気を取り除きカビやダニの繁殖を抑える除湿・殺菌効果が期待できますので、寝具やカーペットは定期的に天日干しをすると良いでしょう。
また、エアコンの内部はカビやダニの温床になりやすいため、定期的にフィルター清掃や内部クリーニングをおこない、清潔な状態を保つことが求められます。
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シックハウス症候群が起こりにくい部屋選びのポイント
シックハウス症候群のリスクを減らすお部屋選びにおいては、建物の建築年と換気設備が重要なポイントとなります。
2003年7月以降に建築基準法が改正され、シックハウス対策として、ホルムアルデヒドなどの化学物質の使用制限と、原則として24時間換気システムの設置が義務付けられました。
そのため、この法改正以降に建てられた物件を選ぶことで、化学物質のリスクは比較的低いと考えられます。
また、近年は建物の気密性が高くなっていますので、換気設備が適切に機能しているか、または換気回数が確保されているかを確認することが肝心です。
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まとめ
シックハウス症候群は、建材や家具からの化学物質の放散、およびカビやダニといったアレルゲンが主な原因となります。
症状の軽減と予防のためには、窓を対角線に開けるこまめな換気や、太陽光の活用、エアコンの清掃が効果的です。
お部屋探しの際は、2003年の建築基準法改正後に建てられた物件を選び、24時間換気システムや専門家であるシックハウス診断士の活用を視野に入れると安心です。
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